あなたのまわりにも、つい後回しにしてしまっている“ちょっとしたこと”がありませんか?
- 届いたメールへの返信
- 出しっぱなしのコップを片付ける
- デスクにたまった紙ゴミを捨てる
- アプリの通知を消す
どれも数分で終わるはずなのに、気づけばどんどん積み重なり、「ああ、また片づいてない…」と小さなストレスが増えていきます。
そんな時に役立つのが「3分ルール」です。
3分ルールとは?
**“3分以内に終わることは、今すぐやる”**というシンプルな習慣です。
たとえば、洗った後の食器を乾かしっぱなしにしているなら、「今やっちゃおう」とその場で収納する。メールの返信も「たった一行で済むな」と思ったら、迷わず書いて送信してしまう。
このルールのいいところは、判断のストレスがなくなること。
「今やるかどうか」ではなく、“3分以内なら即実行”と決めておくだけで、行動のハードルがぐっと下がります。
なぜ効果があるのか?
脳のエネルギーを節約できる
先延ばしには“決断のエネルギー”が必要です。「あとでやろう」「いや、今やるべき?」と悩むだけで脳は疲れてしまいます。ルール化することでこの迷いがなくなり、集中すべきことにエネルギーを使えます。
自己肯定感が上がる
小さな達成でも「ちゃんとやった」という感覚が自信になります。しかも積み重なると、意外なほど部屋も頭の中もスッキリ。
先延ばしグセの連鎖を断ち切れる
“あとで”にしたタスクは、意外と忘れられません。気づかぬうちに「やらなきゃリスト」が心の中で重荷になっています。3分で終わるなら、いっそすぐに片づけてしまうほうが楽です。
具体的な活用例
- 帰宅後、脱いだ服をすぐハンガーにかける(30秒)
- トイレのあとに洗面台を軽くふく(1分)
- アラーム設定、買い物メモなどをすぐ入力(1〜2分)
- ちょっとしたお礼LINEを送る(1分)
続けるコツ
「3分タイマー」をスマホに設定する
ほんとうに3分で終わるか、体感でつかめるようになります。
やったら自分をほめる
「よし!できた」と声に出すだけでも効果あり。
やらない言い訳を封じる
「面倒…」「あとでいいや」と思った瞬間に「3分で終わる」と口に出してみてください。意外と体が動きます。
おわりに
「やらなきゃ」と思いながら手をつけないまま日が過ぎる――そんなストレスは、小さなルールひとつで劇的に減らせます。
3分ルール、騙されたと思って今日から試してみてください。
その“たった3分”が、意外とあなたの1日を変えるかもしれません。
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