最近、東南アジアの企業たちが「SDGs(持続可能な開発目標)」を“CSR(社会貢献)”ではなく“ビジネス戦略”として取り入れ始めているのをご存じですか?
しかもその発信の中心にあるのが、オウンドメディアなんです。
🌱 企業が「語る時代」へ
かつては「広告で商品を売る」ことがメインだった企業コミュニケーション。
でも今は、環境・社会・人への配慮をどう実践しているかを自社の声で語ることが重視されています。
特に東南アジアでは、若い世代の消費者が「企業の価値観」や「サステナビリティ意識」を重視する傾向が強く、企業の信頼やブランド好感度にも直結するようになっています。
🇹🇭 事例:タイのユニリーバが始めた“リフィルステーション”
たとえばタイのユニリーバは、プラスチック削減の一環としてバンコクに「リフィルステーション」を設置。
消費者は自分のボトルを持ち込んで、シャンプーや洗剤を必要な分だけ詰め替え購入できる仕組みです。
この取り組みは、単なる販売ではなく「環境への意識を共有する場」としてSNSや自社サイトで丁寧に発信されています。
結果として、店舗だけでなくオンライン上でも「共感の輪」が広がり、ブランドの信頼度がアップ。
“SDGsを語るコンテンツ”が企業のファンづくりに繋がった好例です。
※日本でも展開されています。
✍️ まとめ
SDGsは、もう“特別な取り組み”ではなく“企業の当たり前”になりつつあります。
東南アジアのように急成長を続ける地域だからこそ、
「どんな未来を描くか」を発信できる企業が強い。
オウンドメディアは、その未来を語る舞台なのです。
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