先日、鎌倉にある銭洗弁財天 宇賀福神社へ行ってきました。
さいたま市から電車で約1時間30分。金運が上がると言う言い伝えを聞いたという俗っぽい訪問理由でしたが、心まで洗われる小旅行でした。
銭洗弁財天とは?
銭洗弁財天宇賀福(ぜにあらいべんざいてんうがふく)神社は、神奈川県鎌倉市佐助にある神社です。境内にある洞窟っぽいところから湧き出る清水でお金を洗うと金運がアップすると伝えられていることから、銭洗弁天の名で知られています。 源頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に、宇賀福神を祀り、神仏の供養を行なったのが創建の由来という伝説がある由緒正しき神社です。
いざ、鎌倉へ
さいたま市は大宮から湘南新宿ライン快速にて1時間30分。
乗り換えなしの快適な電車でいざ鎌倉へ。
鎌倉へ最後に行ったのが、記憶にないくらいの昔なので、少しわくわくしました(20年くらい前かも。。。)
ちょっとウトウトしたり話をしている間にあっという間に着きました。
良い時代になったものです。
鎌倉駅から西口を出て少し歩きます。
道路標識も出ているので迷わず行けます。天気も良く(良すぎですが)汗だくになりながら歩きました。
銭洗弁財天はトンネルを越えたり、細い住宅街などを抜けた場所にあります。
鎌倉の町を眺めながら歩くのはなかなかオツでしたが、鎌倉だけに細い道が多い印象でした。
地名が「佐助(さすけ)」というところにあるのも、なんか歴史を感じざるを得ません。主観ですが。
到着、いざ境内へ
少し、急な坂を登ったところに銭洗弁財天 宇賀福神社の入り口があります。
坂の麓に小さい駐車場もありましたので車で行くのもありだと思います。小さかったのですぐ埋まってしまいそうなのでご注意ください。
鳥居をくぐる前に一例して、いざ境内へ入ります。
岩をくり抜いたような短いトンネルを抜けると、境内に出ます。
トンネルを抜けた後すぐに鳥居が数本あり、神域に入ったんだと背筋がスッと伸びます。
境内には、売店や少し休憩できるようなベンチがあります。
売店をパシャリ。どこか映画の世界に入り込んだような、トラディッショナルな風景が広がります。
お金を洗う前に、境内の中を見てまわります。
弁財天は、七福神の一柱である事から七福神社もありお参りさせていただきました。
また、弁財天はインドのヒンドゥー教の女神サラスヴァティが仏教に取り込まれて同一視されたようです。
サラスヴァティは水と豊作の神様と言われており下之水神宮もありました。
銭を洗います
境内では、お金を洗うザルと小さい蝋燭、お線香が200円で買えます(ザルはレンタル)。
こちらのザルにお金を入れて神聖な清水を掛けお金を洗います。
洗ったお金をすぐ使うと何倍にも増えるのだとか、そうでないとか。
蝋燭台の大きい蝋燭の火でお線香を焚き、身を清めます。小さい蝋燭は蝋燭台に、お線香は中央のお線香置き場に奉納?します。
真ん中のお線香が私のお線香です。チンアナゴっぽいなと思ったのですが、大人なので口には出しませんでした。
奥宮へ入ります。
レンタルした、ザルに洗いたいお金を入れて、湧き出している清水を掛けて願いを込めながら洗っていきます。基本的に小銭を洗うようですが、お札も洗えます。
お札を洗う場合は、端に少しかけるだけでよかったらしいのですが、俗まみれの私は全体にたっぷり清水を掛けてしまいました。
お札を洗う時はハンカチなどを準備して洗ったお札を軽く拭き、お財布にしまいましょう。
私は、持参したジッパーに有難く仕舞いました。
清水を掛けすぎたせいか、お札が破けそうで怖かったです。樋口さんごめんなさい。
ザルを返して銭洗いが終了しました。
とても厳かでパワーを感じる奥宮でした。鎌倉にはパワースポットが沢山ありますね。
気になる家紋
お金を洗い終わったあと、また境内を少し回ってみます。
私はやらなかったのですが、銭洗弁財天には「水みくじ」という面白いおみくじがありました。
買ったおみくじを龍神を象った井戸に浸すと文字が浮かんでくるというものです。
また、奥の手水舎に気になる家紋がありました。
北条氏の三つ鱗に波紋です。
源頼朝と縁のある北条家、それに水の神様、サラスヴァティと同一視されている弁財天から波紋に三つ鱗なのでしょうか?歴史を感じられてこちらも興味深いですね。
とても、有意義でパワーをもらえる体験をさせていただきました。
大満足で銭洗弁財天を後にしました。
その後、競艇へ
銭洗弁財天で洗ったお金は、すぐに使った方がよいという事から後日、乾かした5千円札を握り締め、最近CMでよく見る公営ギャンブルの競艇へ行きました。
が、
結果はお察しの通りです。
俗まみれの私には、ご利益はございませんでしたが、負けて見上げた空はいつもより青く感じ、なぜか心が洗われました。←強引。
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